土屋アンナさん「舞台公演中止訴訟」 敗訴の演出家「話にならない」と怒り爆発
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ファッションモデルで女優の土屋アンナさんが稽古に参加しなかったため、舞台を中止せざるを得なくなったとして、演出家の甲斐智陽さんが計約3000万円の損害賠償を土屋さんと所属事務所に求めた訴訟の判決が1月25日、東京地裁であった。原克也裁判長は甲斐さんの請求を棄却した。判決後、甲斐さんは控訴する方針を示した。

●演出家「お金の問題じゃない」
この日午後の法廷には、甲斐さんは出席したが、土屋さんは姿を見せなかった。およそ40席近くある傍聴席がメディア関係者などで埋まるなか、甲斐さんははうつむき加減で判決を聞いていた。判決直後、甲斐さんは東京地裁前で報道陣の取材に応じ、今回の判決について「話にならない」と怒りを爆発させた。

問題になった舞台は、2013年夏に上演予定だった。ところが、甲斐さんが原作者から舞台化の許可をとっていなかったことから、主演の土屋さんと対立が起きた。土屋さんが稽古に参加せず、そのまま公演は中止になった。同年8月、甲斐さんは土屋さんを相手取って訴訟を起こした。

原裁判長は「舞台は(甲斐さんらによる)準備不足だった。すでに信頼関係は失われており、土屋さんが稽古に参加したとしても、公演開催は不可能だった」として、甲斐さんの請求をすべて退けた。

また、甲斐さん側がこのトラブル後に作曲した楽曲について、土屋さんが「名誉毀損だ」として、甲斐さん側に1100万円を求めた訴訟の判決も、同時に言い渡された。原裁判長は33万円を支払うよう甲斐さん側に命じた。

判決後サングラス姿で報道陣の前に現れた甲斐さんは「あまりにばかばかしい」「ふざけるなと言いたい」と判決について、怒りを口にした。そのうえで「こちらの言い分がすべて通らなかったと報道されるのは耐えられない」「お金の問題じゃない。やり抜くしかない」として、控訴する方針を示していた。

弁護士ドットコムニュース

ナカノヒトの感想
本件、どのような事件かわかりませんが、甲斐さんが無権代理であることが明確であれば、土屋さんが契約を履行する責務はないような感じがしますね。どうなんでしょう。